バリアフリー字幕とは

 大学の授業で使用される映像への字幕入れは、著作権法第37条の2に準じて行います。聴覚障害等のある方を対象とした字幕です。クローズドキャプション(CC)とも呼ばれています。大学の授業で利用される場合は、アクセシビリティ支援室が字幕入れの作業をお手伝いしますので、使用予定日の1ヶ月前までに申請をお願いいたします。

なお、動画の中に外国語が含まれる場合は、対応方法について事前相談をお願いいたします。

オープンキャプション

映像に直接字幕を焼き込むため、聴覚障害がある学生だけでなく、すべての学生が字幕を見ることが可能です。moodleに映像をアップロードする場合は、オープンキャプション方式で字幕の挿入を行います。申請から完成までの流れは以下の通りです。

 

  1. 公開するコンテンツを作成
  2. アクセシビリティ支援室にフォームからバリアフリー字幕入れ申請を行う
  3. アクセシビリティ支援室から指定された場所に映像をアップロードする(元の映像がDVD等の媒体の場合は、学内便で送付をお願いします。)
  4. アクセシビリティ支援室で書きおこし及び自動的に書き起こされた文字情報をアクセシビリティ支援室で修正
  5. 完成した映像のダウンロード先をアクセシビリティ支援室から申請者に送付(DVD等のメディアの場合は、学内便で送付します)
  6. 申請者がMoodleに字幕入りの映像をアップロード

映像の作成の際には以下の点にご留意ください。

  • 画面の下のエリアに2行字幕が入ります。合成した後にスライドの文字と字幕が被り、スライドの一部の文字が見えなくなります。
  • 作成の際に使われたスライド・原稿があると作業が早く進みます。申請の際に用意をお願いします。
  • 作業には時間がかかります。映像が完成し次第、早めの申請をお願いします。

↓オープンキャプションの例はこちら↓

クローズドキャプション(CC)

映像に直接字幕を焼き込まず、バリアフリー字幕が必要な人がボタンを押して字幕を表示する方式です。youtube, Microsoft Stream、OneDrive等に映像をアップロードし、映像のリンクをmoodle内に貼り付けて映像を見る方式で使用が可能です。

このケースでは、以下の手順で作業を進めます。

  1. 公開するコンテンツを作成
  2. YouTubeに映像をアップロード
  3. アクセシビリティ支援室にメールにて字幕入れ申請書とアップロード先のURLを送付
  4. 自動的に書き起こされた文字情報をアクセシビリティ支援室で修正
  5. 完成した字幕データをアクセシビリティ支援室から申請者に送付
  6. 申請者が字幕データをYouTube等にアップロード
↓クローズドキャプションの例↓右下の字幕ボタンを押してください。